プログラマのマネジメント

昨年の秋に弊社で採用したプログラマだが、非常に動きが悪く、マネジメントに苦戦している。決して出来の悪いタイプではないのだが、より上流の設計やプロジェクトマネジメント寄りの仕事がしたいようだが、そこまでのシステム開発プロジェクトの経験値もなく、経験値不足を補おうとする努力も見られない。

http://vendors.jp/web/
http://codezine.jp/

中途半端に設計寄りのポジションに立ち、現場のプログラミングにコミットしなかった結果、自分よりも年下のプログラマに開発リーダーの座を取られ、相変わらず中途半端なポジションで開発でもなく、設計でもない、隙間の仕事をなんとかこなしてはいるが、それほど必要とされているわけでもなく。

こうなってくると、いよいよモチベーションを維持するのが難しくなるだろう。やはり、より大きな仕事をやりたいなら、まずは自分が出来る仕事でしっかり成果を出し、それを持って挑戦権を得るというのが、サラリーマンとしての基本的な作法だ。それはプログラマであっても、システムエンジニアであっても、デザイナーであっても変わらないと思うのだが。

彼は現在のプロジェクトに残るにせよ、別のプロジェクトに移るにせよ、九月までの半期、背水の陣で結果を出そうとしなければ、肩を叩かれることになりそうだ。自分がやりたいことを仕事にするのって、簡単なようです難しい。と改めて思った次第


Posted by システム. at 2012年02月21日01:54